甲子園6日開幕、佐々木朗希以外の「高校四天王」の特徴、今大会注目の投手は? | ニコニコニュース
佐々木朗希のいない、令和最初の夏の甲子園が8月6日から始まる。近年の高校野球人気の高まりから、大船渡の最速163km右腕を欠きながらも大会は大いに盛り上がることが予想される。一方で佐々木ら「主役」と目されたプロ注目選手の多くが、予選となる地方大会で姿を消してしまったことは残念でならない。
昨秋から「高校四天王」として目されてきた剛腕たちがいた。佐々木を筆頭に、創志学園・西純矢、横浜高・及川雅貴、星稜・奥川恭伸の4人。うち、甲子園へ駒を進めたのは星稜・奥川ただ一人だ。
創志学園・西純矢
西は2年生だった昨年夏の甲子園で頭角を現わした。直球と、鋭いスライダーのコンビネーションを武器に、1回戦の創成館戦で16奪三振で完封という派手なデビューを飾った。その前日に金足農・吉田輝星が鹿児島実戦で14奪三振1失点完投勝利していたが、1学年下ということもあり、西のインパクトは吉田さえも上回っていた。創成館が前年の神宮大会準優勝という強豪だったことも手伝った。
2回戦では派手なガッツポーズを球審に指導されたことも手伝ってか、制球を乱し逆転負けして甲子園を去った。多くの高校野球ファンが3年夏の甲子園での勇姿を望んでいたが、岡山大会準決勝で倉敷商に0-2で敗退した。この試合で自己最速となる154kmをマークしたが、打線の援護がなかった。
四天王で唯一の左腕、横浜・及川
四天王で唯一の左腕・及川も昨夏の甲子園で2年生ながら注目を集めた存在だった。1回戦・愛産大三河戦では3年生エース・板川に続く2番手として9回のマウンドを託され、1安打無失点2三振でピシャリ。続く2回戦の強豪・花咲徳栄戦では先発の大役を任され、7回途中4失点で勝利投手となり3回戦進出に導いた。金足農に敗れた3回戦は出番がなかった。
最後の神奈川県大会は準々決勝・相模原戦で不覚を取り、敗退した。及川は7回途中から3番手で救援したが、相手の勢いにのまれ1回2/3を3安打3失点で敗戦投手となった。最速153kmを誇り、中学生時代から注目を集め続けてきた逸材。プロの世界でさらなる高みを目指す。
四天王最後の砦、星稜・奥川
四天王最後の砦となる奥川は、大会ナンバーワン投手の前評判を持って最後の甲子園に挑む。石川県大会では最速153kmをマークした。春の選抜時点で大会ナンバーワン投手の呼び声高かったが、2回戦・習志野戦で敗退。相手チームのサイン盗み疑惑などが注目を集め、後味は悪かった。直球の速さは佐々木に譲るが、スライダーの切れ味や、投手として全体を見た場合の完成度はこちらの方が上という高い評価もある。
選抜優勝の東邦も県大会2回戦で敗退した。注目高、注目選手の多くがすでに姿を消してしまっているだけに、より一層の注目が奥川と星稜に注がれることとなりそうだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
(出典 news.nicovideo.jp)
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